子ども部屋のリフォームのポイント

 

子供部屋の収納スペースをつくるリフォームとして、固定した収納スペースもいいですが「成長に合わせて移動できる可動式タイプ」や「間仕切り機能を兼ね備えた製品」が便利です。

①子供部屋は「将来の子供の成長に合わせて、レイアウトや収納が変えられるようにする」ことがポイントです。

子供が小さいうちはベッドや机を並べて使い、必要な年齢になったら部屋の中央に間仕切収納を設けるのも一つの方法です。この方法であれば、兄弟がいる場合もそれぞれのスペースをつくれます。

②子供の様子がうかがえるように配置にする

「リビングを通らないと部屋に行けない」といった造りなら、帰宅時の子供の様子がわかり、微妙な変化に気がつきやすくなります。

対して、孤立した造りだと子供の様子がわかりにくい上に、快適な環境である程部屋にこもりやすくなってしまいます。

勉強や遊びを通して感性も育てることができる子供部屋ですが、楽しい雰囲気づくりと個性の演出も考えてあげるといいでしょう。

 

収納のポイント

①収納する場所は、使う場所の近くに

使う場所の近くに収納する場所を設置することがポイントです。なぜなら、収納する場所が使う場所から離れていると、片付けすることが面倒くさくなり、そのまま出しっぱなしになってしまったり、子どもはいろんなことに興味を持つものですから、別のことに取り組んでいる間につい収納することを忘れてしまうといったことが多い傾向にあります。近くに収納する場所があれば、より片付けがしやすく、また忘れずにすみ、収納することを習慣化できます。

②モノの量を把握できるように収納すること

子どものモノは成長にともないどんどん増えるため、処分しきれず、同じ種類のモノや全然使っていないモノなどがどうしても出てきます。そのため、種類や使う頻度ごとに分けて収納し、自分のモノをしっかりと把握する必要があります。把握できれば、優先順位をつけることができ、よりスムーズに不要なモノを処分をすることができ、モノがむやみに増えてしまうことを防ぐことができるようになります。

③子どもが自分で片付けられるように工夫

子どもが自分で片付けられるようにすることがポイントです。なぜなら、いつまでも片付けられないと、大人になってもずっと片付けが苦手のままである傾向が強いためです。そこで、子どもには片付けを習慣化させる必要があり、その第一歩として、少ないアクションで出し入れができるような収納にするのがよいです。

子供が小さいうちには、大きな箱にまとめて入れるだけのわかりやすさを重視した収納がおすすめです。

そして徐々に、種類ごとなどに分けて細かく収納していくよう身に付けさせるのがよいでしょう。