陶器製のトイレ便器の寿命は、耐用年数でいうと100年はもつといわれています。陶器なので、お皿などと同じようにヒビが入らなければずっと使えるといわれています。

便器は頑丈ですが、タンクの中にあるボールタップやフロートバルブなどの部品については約7~10年ほどと言われており、細かい部分で修理や交換が必要になります。

ではトイレのリフォームのタイミングは?と言うと、配管の寿命や他の水まわりの時期と合わせて行うのが効率的ですから、築20年程度が目安になります。

便器はまだ使えるのに?と思うかもしれませんが、年月が経ち古くなってくると、汚れやすくなったり、傷や黄ばみが目についたり、掃除のしにくさにもストレスを感じるようになります。

実際のところを言えば、キッチンにしても洗面台にしても、使おうと思えば50年でも使えます。

長い目で見るとリフォームしたほうが得することもあります!

さて便器は、今も昔もそれほど変化したようには見えませんが、近年これほど大きな進化をとげた住宅設備は無いかもしれません。

特に暮らしに直結する掃除のしやすさと節水性能は劇的に進化し、例えば一見同じように見える陶器も、表面加工や焼成方法、混ぜる材質の変化によって、目に見えないないほどの細かいレベルでツルツルになり、汚れがこびりつき難くなっています。

また流す水も、水流の設計技術の進化によって従来のトイレと比較し節水効果が抜群に向上しています。

従来のトイレは、1回の排水に13~15リットルの水が必要でしたが、今のトイレは5リットル以下で排水できます。

これは、年間で2万円近くの節水効果が期待出来ることになります。

トイレリフォームの注意点!!
トイレをリフォームする際に気をつけたいのがトイレの広さです。
狭いトイレに大きめの便座をつけたり、収納や手すりをつけたりすることで、さらにトイレの空間が狭くなって窮屈に感じたり、掃除がしづらくなることもあるので注意が必要です。
また、トイレはどうしても汚れやすいところなので、床や壁の素材選びもご注意ください。
マンションなどの集合住宅の場合は「合流式」や「分流式」といった排水方式が決まっており、選べるトイレも限られます。
また、マンションの管理規約により工事できない場合もありますので、事前確認が必要です。
まずはリフォーム可否の調査も含めてご相談ください。

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