杉嵜工務店 – ウッドデッキ・ 耐震・制震・リフォームにこだわった家づくり

窓のリフォーム

住宅のどこかをリフォームしたいと考えた時に、まず一番初めに「窓」のリフォームを検討される方は少ないのではないでしょうか?しかし、窓をリフォームをするメリットは、実はたくさん存在します。

窓のリフォームのメリット

1,エアコンの効きが違う

住宅の中で最も熱が出入りをする箇所は、窓だと言われております。一説に依ると、真冬時には全体の48%の熱が放出されます。一方で、真夏時には、なんと全体の71%の熱が窓から入り込むと言われています。すなわち、窓を断熱・遮熱リフォームすることによって、冷暖房効果を高めることは電気代を大幅に節約することにつながります。場合によっては、年間の電気代を25%も削減できると言われています。

2,騒音が軽減できる

騒音の原因は、主に「空気を伝わる振動」です。そして、住宅の中で最も壁厚が薄い箇所こそ「窓」です。

例えば、楽器を弾くのが趣味の方は、普通の窓では外まで音が漏れてしまいます。そのため、近所迷惑となってしまい、トラブルの原因にもなりかねません。

壁よりも薄い窓ガラスは、空気の振動で音が外にまで伝わってしまいます。そのため、音楽に限らず、話し声や物音などの生活音も、外にいる人に聞こえてしまいます。窓のリフォームで防音対策を行えば、音を気にすることなく快適な生活が送れるでしょう。

3,窓まわりの結露を防げる

室内の温度を外へ逃がさない「断熱性の強化」です。

断熱性のない窓ガラスの場合、室内の温度が下がり、窓に結露ができてしまいます。結露ができると室内の湿度が上がり、カビが発生する原因にもなります。

窓の断熱性を強化すれば、室内の温度を一定に保ってくれます。そのため、暖房器具を使用せずに済むため、省エネや光熱費の節約に繋がります。また、断熱性を強化することで結露の発生を防ぐため、カビの発生を防ぐ効果もあります。

「冬になると室内の温度が急激に下がる」「窓にできる結露を防ぎたい」これらを目的とする場合は、窓の断熱性を強化しましょう。

 

窓のリフォームのポイント

1,インテリアのバランスを考える

いざ窓のリフォームをしようと思ったら、そのデザインの豊富さに驚かれるかもしれません。窓やサッシには、実にさまざまなデザインがあります。窓やサッシ単体でデザインを選ぶと、室内のインテリアとのバランスが合わないことがあります。リフォームの際には、室内全体とのトータルコーディネートを考えて窓やサッシを選ぶのがおすすめです。価格や機能だけでなく、ある程度デザインを考慮して選ばないと、室内の雰囲気や壁紙などとミスマッチになり、せっかくのリフォームが台無しになってしまいます。

2,マンションにお住まいの方は事前確認が必要

マンションにお住まいの方は、リフォームの前に必ず管理会社に事前確認をしましょう。分譲であっても、実はマンションの窓ガラスは共有部分に定められていることがあります。そのため、入居者の一存ではリフォームできないことがあります。許可を取らずに勝手にリフォームすると、トラブルの原因になります。もし、ガラスにひびが入ったなどの緊急の場合でも、必ず管理者に報告するようにしましょう。

 

3,リフォームの範囲を決める

窓のリフォームは、窓ガラスの交換や内窓の設置などの手軽なものから、サッシの交換、窓の増設などの大規模なものまでさまざまです。もちろん、リフォームの規模が大きくなるほど費用も時間もかかります。どの方法でどれくらいの範囲をリフォームするかは、目的に合わせて選びましょう。

4,リフォームの目的をはっきりさせる

窓のリフォームをするにあたって大切なのは、リフォームの目的をはっきり決めておくことです。現在、抱いている不満をどのように改善したいのかを考えてみて下さい。現状に対してどんな不満があるかを明確にすることで、ふさわしいリフォームの方法が見つかります。
窓のリフォームと一言で言っても、その目的はさまざまです。例えば、結露対策の窓と防音対策の窓では選ぶ窓が異なります。そのほかにも、断熱対策、日射対策、防音対策など、目的に合わせて窓を選ぶと失敗を避けられます。

 

自分の暮らしに合った窓周りのリフォームをすることで、安全に暮らすことができます。光熱費の節約や、快適な生活をサポートする効果もあるので、ぜひ一度窓周りのリフォームを検討してみてください。

 

 

モバイルバージョンを終了